お疲れ様です。物欲の権化です。
足踏み、手拍子、指パッチン。
皆様がこれで想像するのはなんでしょうか?
私が想像するのは、
Queenの「We Will Rock You」
ですね。
もうめちゃくちゃかっこいいよね。
足踏みと手拍子の音がすごいのよ。
人間が作ってるのを強く感じるというか。
魂を感じる。
全身で感じるミュージックっていうか。
自然と高揚してしまうよね。
ってな訳で、私が昔買ったプラグインがこちらになります。
Boz Digital Labs「Claps, Stomps and Snaps Bundle」
こちらなんと、
手拍子。

足踏み。

指パッチン。

の、3点セット。
名前のまんまです。
そして、こいつ。
ただ手を叩いたり足を踏んだりするだけではありません。
なんと、1人の音から最大150人まで増やせます。
150人です。
俺は一人で曲作ってるのに、
手拍子だけ150人集められます。
しかもマイク位置やコンプ、EQまで調整できます。
足踏みに至っては、タイミングのズレまで調整できます。
公式の説明を見ると、どうやら観客がどれくらい酔っ払っているかのようなバラつきまで表現できるらしい。
ご安心ください。
もう、
手拍子、足踏み、指パッチンで困ることはなくなります。
こちら、当時セールで4,000円くらいで買ったかと思います。
……
マジでなんで買ったんだろう???
別に俺、これ買ったの、
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見たあととかじゃないんだよね。
何か壮大な曲を作ってたわけでもない。
別に手拍子が必要だったわけでもない。
俺の魂が足踏みを求めて買ってしまいました。
ちなみに、
曲で1回も使えてないし、使いこなせてないです。
ただね。
クオリティはめちゃくちゃ高いです。
マジでQueenになれる。
俺が使いこなすの下手なだけ。
じゃあ、なんで1回も使ってないの?
ここまで読んだ方は思うでしょう。
「そんなにクオリティ高いなら使えばいいじゃん」
俺もそう思います。
使えばいいんですよ。
150人いるんだから。
手拍子もできる。
足踏みもできる。
指も鳴らせる。
こっちは準備万端です。
ただ、
俺の曲に150人が来るタイミングが一度もありませんでした。
考えてみれば当たり前なんですけどね。
普段作ってるの、バンド系とかロックとか、DTMで色々やるくらいなんですよ。
そこに突然、
\ドン!ドン!パン!/
って150人が入ってきても困るんですよ。
いや、
買う前に気付けよ。
俺は何を想定していたんでしょうか。
いつか壮大な楽曲を作る未来の自分でしょうか。
スタジアムを埋め尽くす観客でしょうか。
Queenでしょうか。
全部違いました。
普通に家でパソコン触ってる俺でした。
でも「買って失敗した」とは思ってない
ここが散財の難しいところなんですけど、
このプラグイン自体はめちゃくちゃ面白いんですよ。
普通に手拍子の音を入れるだけなら、サンプル素材を探せばいくらでもあると思います。
でもこいつは、
「何人で叩く?」
「どれくらいバラつかせる?」
「どの距離感で録る?」
みたいなところまで弄れる。
つまり、
手拍子に対して異常に本気です。
俺より手拍子に本気です。
たぶん人生で「手拍子」というものについて考えた時間、
このプラグインを作った人の1%にも満たないと思います。
だから音を鳴らして遊んでるだけでも結構楽しい。
問題はただ一つ。
曲が完成しないことです。
そして現在の価格を見てみました
この記事を書くにあたって、久しぶりに販売ページを見てみました。
俺が買った当時はセールで、
たしか4,000円くらい。
「4,000円なら面白そうだし買っちゃお」
くらいのノリだったと思います。
そして現在。
価格を確認してみると――
約14,000円。
……。
え?
14,000円???
手拍子だよね?
足踏みだよね?
指パッチンだよね?
いや、クオリティが高いのは知ってる。
150人呼べるのも知ってる。
でも14,000円となると話が変わってきます。
俺ならまず自分で手を叩きます。
録音します。
次に足を踏みます。
録音します。
指パッチンは……
俺あんまり上手くできないので、
そこだけ購入を検討します。
結局、この散財は正解だったのか
約4,000円で買って、
一度も曲で使っていません。
普通に考えれば、
4,000円を失っています。
ただ、このブログの記事一本になったので、
ついにこいつにも仕事ができました。
購入から数年。
長かった。
初仕事が音楽じゃなくブログです。
おめでとう。
Claps, Stomps and Snaps Bundle。
これからも俺のパソコンの中で、
150人の観客とともに元気でいてください。
いつか俺の曲に、
150人必要になるその日まで。


